介護の日立冬がすぎ、早朝と夕暮れ時はすっかり肌寒くなり、風邪をひいている人も目立ってきました。ちなみに私も長引く風邪に悩まされています。弊社のある新潟もいよいよ暖房器具が必要な気候となり、雪国の長い冬の始まりを感じさせられる今日この頃です。
ところでみなさん、11月11日は「介護の日」ということをご存知でしたか?私も先日お邪魔させていただいた福祉系学校の先生に教えてもらうまでは「ポッキー、プリッツの日」くらいとしか思っていませんでした。
高齢化社会を迎えた現在、介護が必要な方々が増加している一方で介護にまつわる課題は多様化しているとのことです。こうした中、多くの方々に介護を身近なものとしてとらえていただくとともに、それぞれの立場で介護を考え、関わっていただくことが必要となっています。
介護についての理解と認識を深め、介護サービス利用者及びその家族、介護従事者等を支援するとともに、これらの人たちを取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進する観点から、高齢者や障害者等に対する介護に関し、国民への啓発を重点的に実施する日として今年から厚生労働省が制定したそうです。「いい日、いい日、毎日、あったか介護をありがとう」を念頭に、「いい日、いい日」にかけた、覚えやすく、親しみやすい語呂合わせになっているそうです。
その介護の日に先駆けて、日本介護士福祉協会が人材確保を訴え決起集会を開いたそうです。「介護現場の声」として、第一線で働く、介護職員や福祉の専門学校生が意見を述べ、そのなかである介護サービス提供責任者は「経費削減、サービス残業は当たり前、訪問介護は自分たちの犠牲の上で成り立っている」、「介護を支えるヘルパーから笑顔がなくなってきている」と過酷な現状を訴えたそうです。
現在、営業スタッフは次年度に向けた訪問営業で全国各地に飛び回っています。どこでも言われるのが看護・介護・福祉系の学科に学生が集まらず、学生募集に頭を悩ませていると言うことです。ニーズ、求人はたくさんあるのに・・・。こういう介護の現状から介護・福祉の仕事を選ぶ若者たちが激減しています。ますます進む高齢化社会、65歳以上の人が介護する「老老介護」が当たり前の世の中、自分が倒れたら誰が面倒を見てくれるのか、不安を募らせる人は多いと思います。現状の改善、処遇の改善を一刻も早く行って、介護福祉士を目指す人が増えて欲しいものです。
今後ますます重要視される介護福祉士。身体的な援助技術だけではなく、心理面の知識を持った”こころのケア”が出来る介護福祉士を目指していただきたいと思っています。介護・福祉の現場で働いている方、それらを目指している学生の方々には、弊社の『ケア・コミュニケーション』テキストをお薦めします。ケアの現場におけるコミュニケーションの重要性を改めて再認識していただき、相手を思いやる適切なコミュニケーション能力を養っていただければと思います。
今年から始まった「介護の日」。啓発活動だけではなく、お年寄りの世話をする家族や施設の職員に「ありがとうと感謝する日」になって欲しいものです。
(教育推進部.S)