球運びの魔力先日閉幕したサッカーのワールドカップ南アフリカ大会。
私はTV観戦でしたが、「熱狂」を体験した方は多かったと思います。
これを生で観ようものなら失神ものです。
大会中、ウィンブルドン選手権やプロ野球もあったはずですが、すっかり印象が薄く、国技たる相撲の一連の騒動にいたっては「頼むから静かにしてくれ」と言いたかったのが正直なところでした。
政権交代後、初の国政選挙であった参議院選も盛り上がりに欠けました。ただひたすら球を蹴ってゴール枠まで運ぶ行為に人はなぜこれほどに魅入られてしまうのでしょうか?
サッカーは肉体と一個のボールがあれば成り立ち、同じ球技でも道具が必要な野球やテニスとは大きく異なります。
広大なグラウンドで球を追いかける狩猟動物としての本能。
競い合うとなかなかゴールが決まらないもどかしさと、点が入った瞬間の爆発的な鮮やかさ。際立った対比性。
強い方が勝つとは限らず、運が作用することで悲劇性も加味され、人生に似てなくもありません。
スター選手がイメージ通りにプレーしようとしますが、思い通りにいかず地団駄を踏む(だって手が使えない!)。人間くさい。
選手間の人種性が豊かで、出場国を調べることで地理・歴史諸々の勉強にもなります。
誰もが幼少から親しめるため出自の貧富差も解消されている。
実にサッカーは素晴らしい。
なぜ人はサッカーに熱狂するのでしょうか?
ヒトは四本脚から二本脚へと進化した。
その辺りの過程に秘密が隠されているのではないかと睨んでいます。
(営業推進部.W)